地底の太陽:準備期設定

 

最近、更新の滞っている地底の太陽。ここまでの話を振り返ってみる意味で、準備期に書いた覚え書きを、注釈を加えて発表します。

 

○地底都市マテイ

(初期のタイトルはこうでした。ゴロが悪いのと、設定上、誰もこの名を呼んでくれそうにないので地底の太陽としました) 

 人工的に造られた核融合反応の太陽は地底都市マテイを燦然と照らし出す。

 しかし、マテイは地下の廃都であった。

 そこに閉じ込められている少女達。

 襲い掛かる機械魔。

 マテイに隠された秘密とは?

 都市の支配者サンダルフォンの正体とは?

 地上世界を襲う謎の光球。

 果たして、人類は滅日の運命にあるのか!?

(予告は此処からの引用でした。あまりよく考えていなかったので、当たり障りのないことしか書いていません:汗)

 

▽主人公:大徳寺綺沙羅 年齢13歳 性別♀

 本編の主人公。良家の育ちでややおっとりしたところがある。

 サンダルフォンの組織ドミニオンに拉致され、地底都市マテイに監禁される。

 ドミニオンからは番号で呼ばれており、彼女は六番目、ナンバーシックスと呼ばれる。

(サンダルフォンの組織も、当初はドミニオン:支配者と呼ばれる筈でした。

ところが、地上から連れてこられた少女達と、悪魔の接点が無く、

ドミニオンの名称はこの覚え書きでしか使っていません。

良家の育ちとありますが、どうも、そんな感じはないみたいですね:汗)

 

▽サンダルフォン 年齢不詳 性別♂?

 地底都市マテイを統べる謎の人物。

 何らかの手段を使って、機械の神に対抗しようとしている。

(このキャラクターは当初から決定済みでした。性格や風貌、その他も。

“機械仕掛けの〜”のゴールドマン的。

名前は特殊な堕天使の一人からとっています。

本当なら、ベリアルとサンダルフォンはセクシャルな大人の関係でしたが

本編では描かれずじまいでした)

 

▽大博士

 サンダルフォン配下のテチアル、ウジアル、グミアルの三人。

 年齢不詳 性別♂?

(大博士という割にはあまり知性的とは言えず、

本編では女性の性:さがを露骨に表しています。

当初はイクサーワンに登場するサーバイオレットの

従者の様な感じで考えていました:わかんない人多い??)

 

▽機械の神

 宇宙に進化の種を撒き、地球に生命をもたらした。

 しかし、伸びきったゼンマイが戻るように、宇宙の生命を刈り取ろうとする。

 その目的は不明。

 その事実はサンダルフォンとその配下の大博士達しか知らない。

(機械の神、まだ正体は明かせませんが、かなり無機質な存在です。

突然飛来して、文明の終演を告げる。天使達はその露払い)

 

▽終末の天使

 機械の神の意思により、宇宙の生命を根絶やしにしようとする。

 地球にも訪れ、地上を廃墟にする。

 白い鳥人の姿をしているが、霊的位階の低い人間には光の塊にしか見えない。

(つまり、天使達の姿が見えた時点で、綺沙羅は普通の人間に比べて霊的位階が高いと言うことになります。

もちろん、地底に連れてこられた他の少女達も天使の姿を見ています)

 

▽機械魔

 異空間に潜む生命体。特定の儀式によってこの世界に呼び出される。しかし、肉体を持たないため、サンダルフォンの作った魔神コアを依り代として顕現する。魔神コアはエネルギー場を生み出すだけのものだが、機械魔はそのエネルギー場を変位させて肉体を作り出す。この魔神コアが破壊されると機械魔は肉体を維持できずにその精神、霊体と共に崩壊してしまう。終末の天使の眷属とされるが、その実は定かではない。終末の天使と違い、その姿は様々である。

(姿がまちまちなのは受肉の段階で、自分の姿を想像するからです。想像力が貧困だと、きわめて不幸な事態を招きます。

人間の言葉を上手く喋れないのは、発声器官がこの時点で歪んでしまうからです。

頭が悪いのも、データにノイズが入ってしまう為。

元は全て天使と同じ姿をしていましたが、堕天し、亜空間に幽閉された時点で肉体を消失しています。)

 

▽澪

 綺沙羅を監禁状態から救い出した少女。歳は綺沙羅と同じ十三歳。レズ趣味を持ち、助け出した少女に肉奴隷になるよう強要する。同性愛志向はマテイに来る以前からのもので、その事が故に男性に対する嫌悪感が人一倍強く、グリゴリとしての能力にいち早く覚醒する。彼女はその力を使って、監禁状態から抜け出したのだ。また、澪には姉がいて、姉妹以上の感情を持っていたが、マテイに連れてこれられた時点で消息が知れなくなる。ナンバーは1000。澪はこの番号をもじったもので、本名は知れない。

(この人は年齢的に色々考えたキャラクターです。スレイブホルダーを出演させて、主人公を導かせるつもりでしたが、

大人の女性が良いか、それとも同年代が良いか迷いました。最終回のビジョンが開けた時点で年齢は決まりました)

 

▽羅瑠

 澪の肉奴隷。明るく脳天気な十歳の女の子。どうやら肉奴隷の意味も良くは理解していないようだ。一人称は僕。ナンバー2006 。

(“機械仕掛け^”の時にあまり活躍させられなかったので、再登場させました。でも、あまり活躍していない:泣)

 

▽むつみ

 澪の肉奴隷。マテイに連れてこられ、怪物に犯されたことによって言葉を失う。内向的な女の子。歳は十二・三歳。むつみという名前はナンバー6300に由来する。

(ちょっとしたトリックスターのつもり。詳細はまだ秘密)

▽ラシュミラ・サキヤ

グリゴリとして、かなりの力を覚醒させた少女。しかし、精神は病んでいる。その力故、ターヤ達に女王として祭り上げられる。

(少女達の国を作ろうと考えたのは最初からでしたが、キャラクターは何も考えていませんでした。

名前は某クマリの少女の人間名を拝借しました)

▽ターヤ

少女達の国の実質的指導者。色々考えて、かなり悩んで、結局悩んだまま行動して、うまくいかない人。

名前はその時のひらめきで適当に付けました。(酷ぇ…)

▽グレース

ターヤのことが好きで女房役をする人。あまり頭が良くないので、ターヤのことを盲信する節がやや見受けられる。

この人がターヤを甘やかさずに、上手く導けば、事態はもう少し違っていたかも。

ヤクザとかに献身的に奉仕する駄目女房、みたいな??

▽ベリアル

キャラクターが少ないので、一山作ろうとベルゼブルと共に考えた人。

性格は奇界皇帝が好きなタイプの悪役で、やや芝居掛かっている。

▽ベルゼブル

まだ出てきていませんが、かなりの力を有しています。もうすぐ登場予定。

 

 

この他に、澪の姉やメタトロンなどがいますが、主要なキャラクターは全て出揃っています。

あ、いや、もう一人いたか。刻印bェ……。

 

 

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